2022年度みんなの貯金額から学ぶ平均値と中央値

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まわりのみんなの貯金額ってどうしても気になってしまいますよね。
今回は貯金額を見ながら平均値と中央値もついでに学んでいきましょう

2022年度みんなの貯金

出典 家計調査報告 2022年(令和4年)平均結果

総務省 2022年度の家計調査報告によると

平均値 1901万円
貯蓄保有世帯の中央値 1168万円
(貯蓄「0」世帯を含めた中央値(参考値) 1091万円)

平均値と中央値では
733万円もの大きな差が生まれています。

こういった場合はどちらを参考にすればよいのでしょうか?
平均値・中央値について確認していきましょう。

平均値・中央値

データにバラつきが大きい場合は平均値はあまり参考になりません。
例) 5人のうち1人が1億円保有するとします。

すると平均2000万円以上保有することになります。

このような場合は
平均値ではなく、「中央値」の方が参考になります。

平均値 … 全てのデータを足してデータの数で割ったもの
例)「10,20,30,40,1000」= 214

中央値 … 全てのデータを並べてちょうど真ん中に来るデータ
例)「10,20,30,40,1000」= 30
※データが偶数個の場合は真ん中に来るデータ2つを1/2した結果が中央値になります

データにバラつきが大きい場合は
平均ではなく、「中央値」の方が役に立つデータとなります。

最後に

今回は2022年度の家計調査報告をもとに
平均値と中央値について学んでいきました。

平均値とは?
「全てのデータを足してデータの数で割ったもの」

中央値とは?
「データを大きさ順に並べたときに中央にくる値」

みなさんが見ているデータが
平均値なのか、中央値なのかを意識するだけで
データの見え方が大きくかわります。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
では

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